私は某テーマパークの落とし物管理を担当しています。
毎日多くの落とし物を受け取り、返却するために時間を費やしていました。
テーマパークの敷地は膨大ですが、落とし物の管理窓口は一つしかないため、問い合わせの対応にも時間がかかります。
また、関連する場所でも管轄が違うことがあるため、テーマパークに来るまでのバスや電車での落とし物には対応できないこともあります。
その中でも特に困るのが「落とし物をしたけどどこで落としたのか分からない・・・」という方。
似たような落し物が既に届けられていて、すぐに見つかる状態であればいいのですが、実際はそうでないことがほとんどです。
何千、何万人とお客様が訪れる中で、一日の落とし物は300件以上届くこともあります。その中から特定の物を見つけることは非常に難しく、お問い合わせから何日もお時間をいただいて対応することも多くありました。
どうすればもっとラクに仕事ができるようになるのか、毎日苦悩していました。
そんな中、上司からの提案でAI遺失物管理システムを導入することになりました。
今までのオペレーションでは、見つけた落とし物の特徴や拾得日は全てスプレッドシートに登録する必要がありました。
この作業はほとんどが手作業のため、非常に時間がかかります。
落とし物の登録が間に合わず、お問い合わせに対応した後に探し物が見つかるなど、入れ違いが起こることもありました。
しかし、遺失物管理システムを使うことで、見つけた落とし物をすぐに登録することができるようになりました。
落とし物の特徴や拾得日、保管期間などはAIが自動で入力してくれるので、手入力にかかる手間や時間が大幅に短縮されています。
お客様が落とし物を探しに来た際には、今届けられている落とし物を即座に確認できるので、入れ違いが発生することも減りました。
このシステムを使うことで、落とし物を正確に管理することができるため、お客様に対するサービスを向上させることができました。
今までは落とし物の管理が行き届いておらず、クレームをもらうなど、顧客満足度の低下を感じることがありました。
そんな中、AIによる遺失物管理システムが導入されて、業務が激変しました。
最初はAIに無機質で冷たいイメージを持っていましたが、そんなAIに助けられて今まで以上に良いサービスを提供ことができています。
AIを導入したことによって業務効率が上がり、結果的にお客様からお礼を言ってもらえる機会が増えたような気がします。
テーマパークの他の導入事例はこちらから >
1. MONODOKO
施設に届けられた遺失物を一括管理することができます。簡単な操作で遺失物の登録や検索ができ、画像認識によって関連度の高い単語を表示し、業務を支援します。遺失物法に準拠した運用もサポートし、警察への提出書や届出データ・電磁的記録媒体提出票の作成も可能です。スピーディに探すことができ、確実な運用ができるシンプルなクラウドサービスです。
2. pickture
この遺失物管理システムは、独自のAIを搭載しており、画像識別によって自動的に遺失物のカテゴリや特徴を抽出します。事務手続きに必要な書類も自動作成され、警察への届出までオールインワンで対応できます。
また、クラウド化されており、複数の施設で共同利用することで、落とし主からの問い合わせを一元管理することができます。手軽に利用できるサブスクリプションサービスで、施設管理者様の業務軽減をサポートします。
3. 落とし物管理さくらさん
落とし物管理に特化したAI搭載のシステムで、登録・検索はもちろんお問い合わせにも対応可能。不在時でもAIさくらさんが代わりに接客し、対応時間を大幅に削減。膨大なデータを自動分類・管理し、的確な情報を案内します。スマホでの撮影でAIが自動で登録できます。御社の業務に合わせたカスタマイズも可能。独自の保管方法や期間などにも対応します。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。