



これまでのチャットボットは、単純なキーワードマッチでした。 VPN 接続できないと打てば、VPNのマニュアルURLを返すだけ。しかし、現場で起きているのは「AさんのPCだけ、特定の時間のVPN接続が切れる」といった極めて個別性の高い事象です。
これに対し、一律のマニュアルを提示するだけのボットは使えないと判断され、結局熟練のエンジニアが時間を割いて調査することになっていました。IT現場が求めているのは、マニュアルの提示ではなく、目の前の事象に対する推論です。
生成AI(LLM)の最大の強みは、与えられた情報の文脈(コンテキスト)を理解し、推論できることにあります。
チャットボットにシステムのエラーログを数十行貼り付けて、「このエラーの原因と解決策を教えて」と聞いてみてください。 生成AIは、エラーコードだけでなく、その前後に出ている警告やタイムスタンプのズレなどを総合的に分析します。その結果、「DBのコネクションプールが枯渇している可能性があります」といった、エンジニアの思考プロセスに近い専門的な仮説を提示します。
システムが重いという曖昧な報告に対しても、AIは「サーバーのCPU使用率は?」「特定のブラウザだけで発生しますか?」と、トラブルシューティングに必要なヒアリング(切り分け)を対話形式で行います。 これにより、一次請け(ヘルプデスク)の段階で問題の所在が明らかになり、二次対応エンジニアへのエスカレーション件数が激減します。
IT企業の資産は、過去の膨大な設計書、仕様書、トラブル報告書です。しかし、これらはファイルサーバーの奥底で眠り、活用されていないのが現実です。 RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を使えば、生成AIにこれら自社独自のドキュメントを読み込ませることが可能です。
PMやエンジニアが「〇〇プロジェクトのAPI認証方式って何だっけ?」とボットに聞けば、AIは過去の仕様書ファイルの中身を検索。「OAuth 2.0を使用しています。詳細は『要件定義書_v1.2.pdf』の15ページです」と回答します。ドキュメントを探す時間という、エンジニアの最も生産性のない時間をゼロにします。
ベテランしか仕様を知らない塩漬けシステム(レガシーシステム)。そのマニュアルをAIに読み込ませておけば、若手エンジニアでもメンテナンスが可能になります。これは技術的負債の解消に向けた有効な一手となります。
IT企業が生成AIを導入する際、絶対に守らなければならないのが、入力データをAIの学習に使わせないことです。顧客のソースコードやシステム構成図が流出してはなりません。
AIさくらさんは、Azure OpenAI Serviceなどを活用し、入力データがモデルの再学習に利用されないオプトアウト設定を徹底。外部に情報が漏れない閉域網・セキュアな環境を提供します。
IT業界における生成AI活用とは、単なる効率化ではありません。エンジニア一人ひとりに、過去の全ドキュメントを記憶し、ログ解析もできる優秀なアシスタントをつけることと同義です。
個別具体的なトラブルに強いAIさくらさんで、開発現場とヘルプデスクの質を劇的に向上させてください。
「自社の仕様書でどれくらい精度の高い回答が出るか試したい」 お手持ちの設計書やログデータの一部を使用して、AIがどれほど文脈を汲み取った回答ができるか。実機での精度検証(PoC)のご相談を承っております。
AIさくらさん(澁谷さくら)
ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。