



ここ数年でリモート接客は急速に広がりました。ところが、現場でよく聞くのは次のような声です。
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・導入したのに、行列や問い合わせが減らない
・結局オペレーターが張り付きで、コストも疲労も下がらない
・“ただのテレビ電話”になってしまい、利用されない
・カスハラや強いクレームが、遠隔スタッフに直撃する
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つまり問題は「ツールがないこと」ではなく、運用設計が“人頼みのまま”になっていること。
ここにメスを入れるのが、札幌市などが実践している「AIアバター(さくらさん)」を中心に据えたハイブリッド戦略です。
札幌市の取り組みが示したのは、派手な新技術ではありません。本質は、とても現実的な「役割分担」です。
【AIアバター(さくらさん)が得意な領域】
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・道案内、乗換案内、施設内の場所案内などの「定型質問」
・多言語での一次対応(よくある質問を、常に同じ品質で返せる)
・何度聞かれても疲れず、一定のトーンで案内し続けるスタミナ
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【人(遠隔スタッフ)が担うべき領域】
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・事情が個別で長くなる相談(例:ルートが複雑、制約が多い)
・感情のケアが必要なケース(不安・焦り・苛立ちへの共感)
・例外対応(マニュアルになく、現場判断や調整が必要なもの)
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ポイントは「AIだけで完結させる」ことではなく、AIが“入口”を広げて、人は“例外”に集中できる状態をつくること。
これができると、待機コストも、スタッフの疲労も、顧客体験のブレも一気に減ります。
省人化の文脈では、どうしてもタッチパネルを置く発想になりがちです。 しかし、タッチパネルが弱いのは“観光・駅・店舗”のような現場です。
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・質問が「目的」ではなく「状況」から始まる(「このあと◯◯行きたいんだけど…」など)
・入力が面倒な人ほど困っている(急いでいる/荷物がある/高齢/子連れ)
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人に聞きたい温度感のときに、機械っぽさはストレスになります。
その点、AIアバターは「会話」で引き出して、「会話」で返すことができます。しかも、施設の世界観に合わせてキャラクターとして立たせられるので、“無機質な機械”になりにくい。
接客の入口が「操作」ではなく「対話」になるだけで、利用率は大きく変わります。
成功している現場ほど、導入前に以下の3つを決めています。
1)AIに任せる質問”を先に切り出す
最初から全部をやらせようとしないことが重要です。まずは「上位30〜100の定型質問」を集めて、AIの守備範囲を明確にします。 (例:乗換/出口/所要時間/近隣スポット/営業時間/バリアフリー導線 など)
2)人に切り替える条件”を言語化する
現場が揉めるのはここです。「どのタイミングで人が出るのか」を決めるだけで、オペレーター負荷が読めるようになります。 (例:2往復して解決しない/感情が高ぶっている/金銭や手続きが絡む など)
3)情報更新の担当と頻度を決める
“定着しない”最大の原因は、情報が古くなることです。イベントやルールが変わる現場ほど、更新フローがないAIは一気に信用を失います。 「誰が」「いつまでに」「どこに入力して」「誰がOKを出すか」。これを最初に決めると、導入後の評価が安定します。
「うちの現場に合うのか」を最短で判断するなら、以下のステップで進めるのが最も確実です。
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5分診断:定型質問の量、多言語の必要度、設置場所、回線、有人切替の要否を整理する。
デモ体験:世界観を壊さない“話し方・見せ方”を確認する。
小さく導入:一次対応だけAIに任せ、ログを見て改善する。
定着運用:更新フローと切替条件を回して、負荷を平準化する。
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「導入したのに効果が出ない」を終わらせる鍵は、機能ではなく設計です。
さくらさんは、その設計を“現場で回る形”に落とし込むための道具として選ばれています。
リモート接客の理想は、人を消すことではありません。「人が必要な瞬間に、人がちゃんと出てこれる状態」をつくることです。
定型はAIが受け止め、例外は人が引き受ける。そうして現場は、本来の体験価値づくりに集中できる。このハイブリッドが組めたとき、リモート接客は“導入”から“定着”へと変わります。
AIさくらさん(澁谷さくら)
ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。