私が経営している居酒屋では、2年間コロナの影響を受け、売り上げが低下していました。行動制限が緩和されるたびに営業を再開しましたが、思っていたほど客足が伸びないという状況でした。
そのような状況から徐々に解放され、売り上げも少しずつですが回復してきたと思っていたら円安です。仕入れる食材が次々と値上げしていきました。
メニューの値段を上げることを考えましたが、常連のお客さんを思うとなかなか踏み切ることができませんでした。
なぜこんなにも不運なことが自分に起こるのか。
どうにかして立て直せないかと、無駄をなくすためにひとつひとつの業務を見直すことにしました。
業務内容の中で、調理や配膳、接客に無駄な部分は見当たりませんでした。発注や金銭管理をデジタル化する必要があるのでしょうか。
アルバイトで3年ほど働いている女子大生に業務の見直しの話を伝えたところ、電話対応をなくすことはできませんかと言われました。
電話をなくすことは難しいのではないかと内心思いつつ、なぜ、電話なのかと質問しました。
ネットで予約ができるのにわざわざ電話予約をするお客さんが多く、電話対応がなければシフトから1人減らすことができる時間帯は多く、人件費の削減ができると思う とのことでした。
そこで電話からのお問い合わせ内容を調べてみると
・予約・空席確認
・メニューや営業時間などに関する問い合わせ
・ご意見
どれもネットで済む内容ですが、電話からのお問い合わせは一定数あるようでした。
また、時短営業・通常営業を繰り返したためネットでは追いつかず、営業時間についての問い合わせが増えていたことを思い出しました。
予約についてもネット予約サイトに登録はしているものの、当日予約や空席確認については電話で問い合わせするように案内していました。
バイトの子が言う通り、
電話対応には、無駄が多いことが分かりました。
これをきっかけに電話をなくすことができないかと調べるようになりました。
「電話をなくす方法」と検索して多くヒットするのは、IVRというシステムでした。
そのシステムの中でティファナの「電話自動応対」というサービスが私の店舗には合っているように感じました。
AIがお客さんの音声を認識して、適切な回答や手続きを自動で行なえるので、
世論調査や再配達の申込みの際によく聞く、「新規予約の方は1を、予約確認の方は2を…」といったボタン操作はなく相互的なやり取りを行うことができるようです。
なんて画期的なサービス!
他言語対応も行なわれているため、英語や中国語、韓国語での対応も人間よりスムーズだということです。
直感的にこれだと思い、すぐにティファナに相談しました。
導入までの準備もほとんどおまかせした状態でしたので、新たに人員を割く必要もありませんでした。
そして、導入して1年が経とうとしていますが、
電話対応にどれだけ時間を使っていたのかを痛感しています。
お店に来ていただいているお客さんに全力でおもてなしができ、新人への電話対応マニュアル(マナー)の教育の時間も減らすことができました。
何より、電話対応が不要になったことでシフトに入れなければいけない最低人数を減らすことができ、人件費の削減に成功しました。
電話対応業務をAIで自動化するなんてそんな発想はありませんでした。
一時は閉店まで考えた私ですが、アルバイトの子の一言でなんとか店舗運営を続けることができています。
同じような悩みを持っている同業者は多いと思いますので、検討してみる価値があると思います。システムのスペックもそうですが、ティファナでは導入後のフォローも手厚く、安心のサポート体制があることにも驚きました。
新しい電話対応の形が主流になる日も遠くないなと感じています。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。