


札幌市交通局は、札幌市地下鉄3線の運営を担っています。新型コロナウイルスの影響が緩和されたことで、外国人観光客が急増し、多言語対応の案内が求められる中、駅係員がインバウンド対応に追われてしまい、業務の効率化と品質向上が課題となっていました。JR八王子駅での実証実験からAIさくらさんを知り、案内精度の高さや利用者データの収集・分析が可能な点に注目しました。また、AIさくらさんの親しみやすいキャラクター性が、単なるロボットとは異なる魅力を持っていると評価しました。
駅係員を対象にしたアンケートでは、全体の約7割が「業務が楽になった」と回答しており、効果を実感しています。さくらさんの採用から1ヶ月半という短期間で、ここまで効果が出たことに驚きました。職場全体の士気も高まっており、新たな取り組みへの意欲喚起にもつながっています。課内からは「さくらさんが来てくれて、職場が明るくなった」という声もあり、チーム全体で新しい技術に挑戦するポジティブな雰囲気が生まれました。
現在は大型端末を1台使用していますが、今後はAPI連携を通じて、さくらさんの活用の幅をさらに広げていきたいです。また長期的には、他の駅への展開も視野に入れるとともに、地図での案内や災害時の情報発信など、利用者にとってより便利な機能を追加し、さくらさんのポテンシャルを最大限に活用していきたいと考えています。