



バックオフィス特化型のチャットボットを導入し、「規定」や「科目」の定型質問を自動化。有人対応を最小限に抑えます。
経理部門の生産性を下げる最大の要因は、集中作業中の「割り込み質問」です。
社員数300名の製造業A社では、社内チャット(Microsoft Teams)にバックオフィス特化型チャットボット『HiTTO』を連携させました。
課題: 毎月の経費精算締め日に「交際費の上限は?」「インボイス登録番号はどこ?」という電話が経理に殺到。
対策: 就業規則や経理マニュアルをAIに学習させ、Teams上で24時間即答できる体制を構築。
結果: 電話件数が月150件→20件に激減。 経理担当者は「回答URL」をチャットで送るだけの対応すら不要になりました。
▼ AIと有人対応の役割分担
SlackやChatworkと連携する経理特化型SaaSを活用し、領収書回収から仕訳作成までを「会話形式」または「自動通知」で完結させます。
従来の手入力による経費精算は、金額ミスや入力漏れが常態化していました。筆者が実際に検証した、経理特化型AIツール(バクラク経費精算、TOKIUMインボイス等)とチャットツールの連携フローは以下の通りです。
撮影・アップロード: 社員が領収書をスマホで撮影、またはChatwork等のBot経由でアップロード。
AI-OCR読取: 「日付・金額・登録番号」をAIが99%以上の精度で読み取り。
不備通知: インボイス登録番号の記載がない場合、AIが自動でSlack通知を飛ばし、社員に修正を促す(経理担当者が督促する必要なし)。
これにより、経理担当者は「正しく入力されているか」を目視確認し、承認ボタンを押すだけのフローへと移行。月次決算の数値を固めるスピードが劇的に向上します。
AIチャットボット導入といっても、目的によって選ぶべきツールは異なります。自社の課題に合わせて選定してください。
単なるツール導入費用の比較ではなく、削減できる「経理担当者の時給単価」からROIを算出することが重要です。
実際に当社がコンサルティングを行った企業では、以下の成果が出ています。
領収書処理時間: 1件あたり5分 → 1分(約80%削減)
ROI(投資対効果): 月額費用5万円のツール導入に対し、削減できた人件費換算で月額20万円以上の効果。約3ヶ月で初期導入コストを完全回収しました。
特に、AIチャットボットによる「督促の自動化(未提出者へのリマインド)」は、経理担当者の精神的ストレスを大幅に軽減する「見えない効果」として高く評価されています。
A1. はい、可能です。「AIさくらさん」や「FirstContact」などのチャットボット製品は、独自のブラウザ画面やポップアップウィンドウで動作するため、社内チャットツールが未整備の企業でも問題なく導入できます。
A2. 以前は大変でしたが、現在は「既存の社内マニュアル(PDF/Word)」や「よくある質問表(Excel)」を読み込ませるだけで、AIが自動的に回答データベースを生成する機能(RAG技術等)を持つ製品が増えています。初期設定の負荷は数年前より大幅に下がっています。
A3. 経理データは機密情報です。無料の生成AIに社内データを入力するのは避けてください。本記事で紹介した法人向け製品(有料版)は、学習データへの流用禁止やISO27001認証取得など、エンタープライズレベルのセキュリティ対策が施されているため、安心して利用できます。
経理業務におけるAIチャットボットの活用は、単なる手抜きではありません。
「誰でも答えられる質問」や「単純入力」を『HiTTO』や『バクラク』といったデジタル社員に任せることで、皆様が財務戦略や経営支援といった「人間にしかできない業務」に注力するための投資です。
まずは、社内で最も多い「定型的な問い合わせ」が何なのか、記録をとることから始めてみてはいかがでしょうか。
チャットボット運用に一切手間をかけず成果を出したい企業専用
AIさくらさん(澁谷さくら)
ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。