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本記事では、ChatGPTの仕様を整理した上で、コピペで使える「具体的な運用ガイドライン(条文案)」と、実際にポリシー運用を行った現場で起きた「生々しい失敗事例」まで踏み込んで解説します。
ポリシーを作る前に、技術的な事実(Fact)を整理する必要があります。「ChatGPTに入力すると情報が漏れる」というのは、使うプランや設定によって正誤が分かれます。
プラン/形態 入力データの セキュリティ 推奨利用シーン
学習 レベル
ChatGPT 学習される (※) 低 個人利用、一般的な
(無料版・Plus) アイデア出し
ChatGPT Team 学習されない 高 企業内での標準利用
/ Enterprise
API利用 学習されない 最高 社内システムへの組込み、
(Azure OpenAI等) 機密データ処理
(※) 設定で「履歴とトレーニング」をオフにすれば学習されませんが、従業員個人の設定任せになるため管理リスクが残ります。
結論: 企業として導入するなら、入力データが学習されない「Team/Enterprise版」または「API経由のツール」を利用するのが大前提となります。
自社の風土や扱う情報の重要度に合わせて、以下の3段階からルールを選定してください。また、実効性を持たせるため、「就業規則(懲戒規定)」や「誓約書」との紐づけも検討してください。
原則として、会社が許可した「セキュア環境(API連携ツール等)」以外での利用を禁止するパターンです。
第〇条(生成AIの利用制限)
「入力データの匿名化」を条件に、幅広く利用を認める現実的なパターンです。
第〇条(情報のマスキング義務)
利用を推奨し、禁止事項を最小限に留めるパターンです。
第〇条(生成AIの積極活用)
ルールを作れば安心、ではありません。私が実際に支援した企業で、ポリシー策定後に発生した「ヒヤリハット事例」を共有します。
「A社との契約書」というプロンプトの冒頭は匿名化したものの、貼り付けた契約書本文の中に「A社」という単語が残ったまま入力してしまった事例です。
人間は長文のチェックにおいて必ずミスをします。「注意してください」というルールだけでは防げない限界を感じた瞬間でした。
「Web版ChatGPT禁止」というルールを作った結果、従業員が「ブラウザの拡張機能(プラグイン)」を使ってしまい、そこから入力データが外部サーバへ送信されていた事例です。
「ChatGPT」という名前ではないAIツールが無数にある今、ツール名指定の禁止リストはすぐに陳腐化します。
「回答を確認すること」と定めても、多忙な従業員はAIの回答をそのままメール返信に使ってしまい、誤情報(存在しないサービス料金など)を顧客に送付してしまったクレーム事例です。
これらのリスクを最小化するための運用フローは以下の通りです。
【理想的な運用フロー図】
まずは、本記事で紹介した「セキュリティポリシー」を周知し、運用を開始してみてください。
しかし、もし「目視チェックの負担が大きい」「徹底できているか不安だ」と感じるようになったら、次は「仕組み(ツール)」による解決を検討するタイミングです。
DX支援サービス「AIさくらさん」は、人間が注意しなくてもセキュリティが守られる機能を標準装備しています。
まずはルール運用から始め、限界を感じたら「安全な道具」の導入をご検討ください。
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AIさくらさん(澁谷さくら)
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