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出版社の稟議システム刷新|合併で複雑化した承認フローをどう統合したか?

出版不況やDXの波を受け、多くの出版社が経営統合や組織再編に踏み切っています。しかし、そこで現場を苦しめるのが出版社の稟議フロー(承認ルート)の統合という高い壁です。「著者の急な意向で仕様が変わった」、「緊急重版で資材課の承認が今すぐ必要」といった業界特有のイレギュラーに加え、合併前の旧社ごとの独自ルールが混在し、バックオフィスはカオス状態になりがちです。本記事では、合併によって複雑さを極めた稟議フローを、あえて標準化せず、柔軟なカスタマイズによってシステム刷新に成功した事例を紹介します。

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目次

出版社の稟議が複雑になる理由とは?合併と独自文化の壁

なぜ、出版社の稟議はこれほど複雑なのか

一般的な企業であれば、購入金額や品目だけで決裁ルートが自動的に決まります。
しかし、クリエイティブな出版の現場では、そう単純にはいきません。

・著者最優先の文化:「執筆中の著者が急遽体調を崩されたので、お見舞いの品を経費で落としたい」「取材先で急な支払いが発生した」など、マニュアルにない突発的な申請が日常茶飯事です
・版権・権利ビジネスの複雑さ:「翻訳書なら版権課を通す」、「付録付きなら資材課と安全管理室の承認が必要」、「電子化許諾が取れていればフロー短縮」など、商品(本)の属性によって条件分岐が無限に存在します
・合併によるルールの継ぎ接ぎ:「旧A社出身の編集部は紙で回す文化」、「旧B社出身の営業部はメール承認」といった異なる文化が混在し、システム化を阻みます

今回の取材対象企業でも、複数のグループ会社や合併を経たことで、まさにこの複雑化の罠に陥っていました。

 「以前使っていたシステムのライセンス期限が近づき、次の選択肢を探す必要がありました。そのタイミングで5〜8社ほどを比較したのですが、当社の場合、複数のグループ会社や合併によって稟議フローがかなり煩雑になっていて、どの会社も同じ形に統一するのが難しかったんです」(インタビューより)

多くのシステムベンダーは「業務フローをシンプルに統一してください」と提案しますが、多種多様なコンテンツを扱う出版社にとって、画一的なルールによる締め付けは、制作スピードの低下(=ビジネスチャンスの損失)を意味しかねません。

一般的な稟議システムでは、出版社の例外に対応できない

今回の事例の担当者は5〜8社ものベンダーやサービスを比較検討しましたが、最終的に選ばれたのは「稟議決裁さくらさん」でした。
決め手となったのは、単なるコストパフォーマンスではなく、開発パートナーとしての姿勢でした。

 「ティファナ・ドットコムさんは価格に対して柔軟にカスタマイズに応じてくれそうな印象があり、『ここなら当社の事情に寄り添ってくれる』と感じて選定しました」(インタビューより)

▼ 一般的なパッケージ型と「柔軟なカスタマイズ型」の比較

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【比較項目:イレギュラー対応】
一般的なパッケージ型:例外は手書き処理になりがち
柔軟なカスタマイズ型:特殊な費目やルートもシステム化可能

【比較項目:部門間の壁】
一般的なパッケージ型:全社一律のフォーマットを強要される
柔軟なカスタマイズ型:編集・営業・管理、それぞれの慣れたやり方を尊重

【比較項目:ベンダーの姿勢】
一般的なパッケージ型:仕様書通りの納品がゴール
柔軟なカスタマイズ型:現場の苦労を聞き出し、調整自体をサポート

【比較項目:導入の難易度】
一般的なパッケージ型:現場への教育コスト(業務変更の強要)が大
柔軟なカスタマイズ型:開発時の調整コストはかかるが、現場の教育コストは最小
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導入プロセスでは、「当社独自のフローに合わせて多くの調整が必要で、こちらもティファナさんも本当に苦労しました」と担当者が語る通り、一筋縄ではいかない場面もありました。 しかし、その「苦労(=丁寧なすり合わせ)」こそが、後のス ムーズな運用の土台となったのです。

現場の編集者が直感的に使えるUIを実現!導入後の変化

システム導入で最も恐ろしいのは、多忙な編集者たちから「使いにくい」、「前のほうが早かった」と反発され、結局使われなくなることです。
しかし、徹底的に現場フローに合わせて作り込んだ結果、導入後の立ち上がりは驚くほどスムーズでした。

 「実装後はユーザーの立ち上がりも早く、特によく稟議を出す担当者は、簡単な共有だけで直感的に使いこなしてくれているんです。 UIも他社システムと比べてユーザーフレンドリーで、迷わず操作できる点が現場にとても合っていると感じています」(インタビューより)

複雑な裏側のロジック(承認ルートの自動判定など)とは対照的に、ユーザーが触れる画面(UI)はシンプルそのもの。
「マニュアルを読み込まないと申請できない」というストレスから解放され、直感的な操作が可能になりました。

・「あの件、どうなってる?」の電話が激減:承認状況が可視化され、進捗確認の手間がなくなりました
・申請ミスの防止:複雑な条件分岐はシステム側が自動判定するため、出し戻しが減少しました
・継続的な改善:「今後も必要に応じて相談しながら、より現場に合った形に育てていきたい」という言葉通り、システムは導入後も進化を続けています。

よくある質問

Q1:雑誌と書籍で原稿料の支払いサイトや承認フローが違うのですが、対応できますか?

A:可能です。
  本事例のように、媒体ごと、あるいは部署ごとに全く異なる承認ルートや入力項目を設定できるため、無理にルールを統一する必要はありません。

Q2:出版社の稟議システム導入において、最も注意すべき点は何ですか?

A:現場(編集者)の業務負担を増やさないことです。
  管理側の都合だけでシステムを選ぶと、現場の反発を招きます。
  「直感的に使えるUI」や「例外処理への柔軟性」を重視し、現場の実情に合わせたカスタマイズができるベンダーを選ぶことが重要です。

まとめ

出版社の稟議システム刷新において、他業界で流行っている最新のSaaSが正解とは限りません。
むしろ必要なのは、出版特有の例外や文化を理解し、それをシステムに落とし込んでくれるパートナーです。

「うちは特殊だから…」と諦める前に、まずはご相談ください。
複雑に絡み合った貴社の稟議フローを、現場が喜ぶ形へと整理・システム化します。

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AIさくらさん(澁谷さくら)

ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。

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