



当初、私たちの会社では会計システムの延長線上にあるワークフロー機能を利用していました。
しかし、これが苦難の始まりでした。
合併を繰り返した弊社の稟議フローは、グループ会社ごとに「A社は3人承認だが、B社は特定の課長を経由する」といった具合に、独自のルールが複雑に絡み合っていました。
汎用的なシステムでは、これらを全て自分たちで登録しなければなりません。
・見られないはずの役員に、秘密の稟議が丸見えになっている
・決裁ルートの分岐が多すぎて、誰に回せばいいかマニュアルを見ても不明
必死に設定してリリースしたものの、蓋を開けてみれば問い合わせの嵐。
海外出張中の社員からは「使い方がわからず、これでは契約に間に合わない!」と怒号に近い連絡が入ります。
ついには現場から「これなら紙の時の方がまだ早かった」という声が漏れ聞こえ、担当者として「システムはもう見たくない」と思うほど、運用は上手くいかない状態に陥っていました。
システムに業務を合わせるのには限界がある。
私たちは、自分たちの複雑な事情にシステム側を合わせてもらう方向へと舵を切りました。
5〜8社を比較検討した結果、導き出した答えが以下の比較です。
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【比較項目:初期設定】
従来の会計系システム:全て自社で登録、ミスが多発しやすい
刷新後の伴走型システム:専門チームが丸ごと代行、精度が高い
【比較項目:画面デザイン】
従来の会計系システム:文字が多く、どこを押せばいいか不明
刷新後の伴走型システム:紙の書類に似せた迷わせないUI
【比較項目:特殊ルール対応】
従来の会計系システム:システムの枠内に収める工夫が必要
刷新後の伴走型システム:合併に伴う複雑なフローに柔軟に寄り添う
【比較項目:現場の反応】
従来の会計系システム:問い合わせ殺到、結局使われない
刷新後の伴走型システム:教育コストほぼゼロ、直感的に使える
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選定の決め手は、価格以上に当社の複雑な社内事情に寄り添ってくれるかという安心感でした。
新システムの導入時、やはり弊社の特殊なフローを再現するのは一筋縄ではいきませんでした。
ベンダーの担当者と顔を突き合わせ、「この場合はこのルートを通したい」と細部を詰める作業は、正直に言って両社ともに相当な苦労を伴いました。
しかし、その苦労は確実に報われました。
「これ、説明書いらないね」
リリース直後、最も反対していたベテラン社員から出た言葉です。
UIが極めてユーザーフレンドリーだったため、複雑な分岐は裏側で処理され、ユーザーはただ申請ボタンを押すだけで済むようになったのです。
現在では、海外出張先からでもスマホ一つで稟議が承認され、進捗が可視化されることで「自分の稟議がどこで止まっているか」にやきもきすることもなくなりました。
A:多くの企業がそこで挫折します。
大切なのは、システムに合わせるのではなく、弊社の事例のように設定代行を含めた柔軟なカスタマイズが可能なパートナーを選ぶことです。
A:マニュアルを配るのではなく、見ればわかる画面にすることです。
紙の稟議書に見た目を寄せるカスタマイズを行うことで、ITに不慣れな層の抵抗感を劇的に減らすことができます。
稟議システムが上手くいかない時期、私たちはシステムさえ入れれば解決すると過信していました。
しかし、本当に大切なのは、導入後の変化に柔軟に対応し、現場の声を反映してシステムを育てていく姿勢です。
一度は諦めかけたペーパーレス化。
もし今、あなたが運用で暗中模索しているのなら、それはシステム選びの基準を機能から伴走力へ変えるサインかもしれません。
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