「Hey,Siri」「OK Google」この言葉はもう皆さんにおなじみですよね。
このように近年ではAIが日常に溶け込んでくることが多くなりました。今回はクリエイター方面のAI技術について紹介します。
最近では、任意のキーワードを元にAIが自動で画像を作成するサービスが話題になっています。
イラストはもちろん、実写風、指定をすればスタジオジブリ風などのイラスト作成をすることができます。細かくキーワードを使えば使うほど、自分の思い通りに近いものを作り上げることができます。ものによっては多少の違和感があるものもありますが、生成したものを元に加筆したり、構図を元に書き上げるなど様々な用途にも活用できます。
いくつかのAIが自動でイラストや画像を生成するサイトを以下に紹介します。
OpenAIが開発したDALL-E 2は、与えられた文章に基づいて画像を生成することができます。例えば、「シャチの群れが空を飛んでいる」という文章を与えると、シャチの群れが飛ぶ空の画像を生成することができます。
Artbreederは、人々が作成したイラストや画像を基に、AIが新しい画像を生成することができます。さらに、ユーザーが設定したパラメータに基づいて、画像を調整することもできます。
Mid Journeyは、GANを使用して、ユーザーがアップロードした画像を基に、新しい画像を生成することができます。ユーザーは、生成された画像を評価し、AIにフィードバックを提供することで、AIを改善することができます。
Adobe Fireflyは、Adobeが開発したプロトタイピングツールであり、AIを使用して、ユーザーがデザインした画面のコンポーネントを自動で生成することができます。デザイナーは、コンポーネントの設計に集中し、AIが生成するコンポーネントを手動で調整することができます。これにより、デザイナーが時間を節約でき、素早くプロトタイプを作成することができます。
2022年にGoogleが発表した動画生成AIサービスです。いちから動画を作成しています。静止画とは違い動いているので粗は目立ちますが、きっと数年後には綺麗なフルHDで作れるようになる未来が見えますね。
このツールは、文章やブログ記事を入力するだけで、自動的にビデオを生成することができます。AIが文章を解析し、適切な映像や画像を選択して編集します。また、生成されたビデオは、SNSやブログ、ウェブサイトなどに直接埋め込むことができます。
このツールは、テキストを入力するだけで、自動的にプロフェッショナルな動画を生成することができます。AIがテキストを解析し、最適な映像や音声を選択して編集します。また、生成された動画は、YouTubeやVimeoなどの動画共有サイトに直接アップロードすることができます。
これらのAIによる動画作成サービスは、ビジネスプレゼンテーションやマーケティングビデオ、教育用動画など、様々な分野で利用されています。AIが短時間で高品質な動画を生成できるため、効率的かつ手軽にビデオ制作を行うことができます。
世界中で大人気のTikTokでもAI技術が使われています。現在人気の#AIマンガというエフェクトです。これは、写真を元にAIがマンガ風のイラストにするというものになります。TikTokのアプリを入れるだけで、手軽にAIを体験できるので是非やってみてくださいね!
「ディープフェイク」という言葉を知っていますか?
これはAIの技術を用いて、動画の中にいる人物を別人に変えるものです。映画の現場で良く利用されて来ましたが、最近ではスマホアプリなどで誰でも簡単に体験出来るようになりました。
ただ、問題点もあります。
全くの別人に変えることができるため、悪用されてしまう事案もいくつかあります。最近ですと、ウクライナ大統領のディープフェイク動画が作成され、フェイクニュースが流れてしまいました。
このように悪用されてしまう事例もいくつかあり、安易に人の顔を差し替えてSNS等にアップする行為は絶対にやめましょう。
いかがでしたか?今回はクリエイティブ系のAIサービスをご紹介しました。今すぐ試してみたいと思うサービスもあったのではないでしょうか?
便利ですが、使い方によっては少し怖い一面もありますよね。利用する際は、規約などをしっかり確認して行いましょう。
こちらでは他にもAIを活用したサービスを上げているので是非ご覧ください。
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