私は、あるイベント会場の管理センターで10年ほど働いています。
今この記事を書いている私の机の隣には、山積みになった「あるもの」が置いてあります。
それは、イベント会場での落とし物・忘れ物の山です。
私の仕事の大半は電話での問い合わせ対応です。
施設の利用に関することはもちろんなのですが、大がかりなコンサートやフェス等が開催された後は特に落とし物の問い合わせが多いのです。
今の落とし物の対応は、こんな感じです。
「すみません。○○のコンサートに参加したときに、スマホを落としてしまいました。届いてませんか」
「携帯ですね、どういった形状の物でしょうか。」
「iPhoneです。白色です。」
「何か、ストラップなどはついてますか」
「特にはないですね」
「かしこまりました。探しますので、見つかりましたらご連絡いたします」
「すぐわからないんですか?」
「そうですね、同じような落とし物が多いので…」
また、時間外にかかってくる電話も多く、翌日私達の方からかけ直すこともよくあります。それで出なければしばらく待ってかけ直し…その繰り返しです。
クレーム対応に追われることも多くあります。中には心無い言葉を受けて退職してしまう従業員もいました。
どうしても今の体制だと無理がありますので、なんとかならないかと頭を悩ませてきました。
忘れ物の管理を効率化できないかネットで探していると、AIを活用した遺失物管理を提供しているティファナさんを見つけました。
落とし物の写真を撮ることで、AIが「どんな特徴の忘れものなのか」を認識して自動的に遺失物管理システムに登録してくれます。落とした日時や場所を設定しておけば、AIが該当するデータを検索し、簡単に見つけることができるようになります。
今までは確認のために一度電話を切っていたのが、今では電話対応をしながら、検索をかけていくことでその電話内で完結させることができるようになりました。
その時間はたったの1分。落とし物をされたお客様も安心してくださっています。
私達の勤務は19時までなのですが、時間外でもAIが自動で対応も行ってくれます。
夜遅くに電話がかかってきてもAIが代わりに対応してくれるので、とても助かっていますね。
どんなに広い会場であっても、落とし物の登録さえあればすぐに見つけることが出来るので、当日の対応がスムーズになったとイベントの主催者も喜んでいます。
AIを導入したことで私たちの仕事の仕方まで大きく変えるきっかけになりました。
ティファナさんはそういった細かい部分も提案、場合によっては改善をしてくださるので選んでよかったなと思います。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。