コロナ禍になってリモートワークを取り入れたものの、部下のYくんは仕事の効率がとにかく悪く困っていました。
話を聞けば最初は「集中できる環境がまだできていない」とか「リモートワークに慣れるまで時間がかかる」といっていました。
実際に、リモートワーク前と比べれば仕事の効率は明らかに下がっています。しかし、Yくんに聞いても自分でもピンと来ていませんでした。
しかしどうやら周りにも同じ問題を部下に抱えている人がいると聞き、ストレスが原因ではないかとアドバイスをもらいました。
そこで、最近会社で導入したメンタル診断を受けてもらったところ、すぐに何が原因かを突き止めることができたのです。
驚いたことにメンタル診断の結果、部下のYくんはうつの初期症状が出ていることがわかり、すぐに休息と専門医を紹介してもらいました。
「仕事がなかなか始められない」「机には向かったものの、集中がすぐに途切れてしまう」という悩みは聞いていましたが、まさかうつの初期症状が出ていたことには気づけませんでした。
リモートワークは、自宅から一歩も出ないことで孤独感が強まり、ネガティブが感情が引き起こりやすく、コミュニケーションが苦手だったYくんはそれが原因で心の不調をずっと抱えていたようでした。
そして、後で人事部の同僚に聞いた話によると、同じ症状が出た社員は実は10名以上いたようです。今までは細かく不調のチェックを行っていたわけではありませんが、最近導入されたメンタル診断によって症状が明らかになったとのことです。
メンタル診断というのは正確には「メンタルヘルスAIを使った診断」のことで、うつやストレス障害、不安、睡眠障害など、色々な症状がスマホから簡単に受けることでわかるようになっています。
実は、Yくんに紹介してもらった専門医の先生も、この診断アプリと連携していてそのまますぐに面談の予約もできました。
これはもっと早く受けておけばよかったなと気付かされました。
今回はリモートワークがきっかけでしたが、気づきにくい社員の不調というのは色々あるらしく、昔だったら専門医の面談予約をするのにも手間と時間がかかっていましたが、今はすぐにその場で受けられることができるので、人事部としては時間も手間も減り、とてもありがたいと同僚は感動していました。
なるほど。
私も部下の不調に気づいたら、まずは診断を受けてもらってすぐに対処できるように日頃心がけておこうと思いました。
そして悪いのはリモートワークではなく、部下の悩みを真摯に受け取らず、変化に気づけなかった自分が悪かったのだと改めて反省しました。
「リモートワークが始まってすぐに部下の仕事の効率が下がったことがわからず、うまくいかない原因が明確になりました。」(保険業界 人事部 Nさん)
「ちょうど同じ相談を部下からもらっていたので、助かりました。自分だと気づけない原因も数値化してくれるので、ストレス管理がわかりやすくなって良いです。」(不動産業界 総務部長 Kさん)
「部下の不調の原因がわかっていてもどう解決すればいいかわからず困っていましたが、無事に解消できました。ありがとうございます。」(金融業界 課長職 Yさん)
AIさくらさん(澁谷さくら)
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