私が勤める銀行でもデジタル化を進めようと躍起になっています。
その背景には、昨今ではスマートフォンやインターネットで簡単に口座の開設や振り込みが出来るようになっており、銀行まで足を運ぶ人が少なくなりました。
そういった変化に対応するために、様々な選択肢の中から「無人化」という試みを考え、上司へ説明するために調査をしてみました。
「無人化」というのはなにか?を調査する中で「アバター接客」というワードを見つけたので、サービスを提供をしている会社に話を聞いてみました。
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私:アバター接客ってどんなことが出来るんですか?
社員:勤務場所を問わずオンラインでアバターを使い接客することが出来ます。
私:これって働く場所が変わっただけですよね?
窓口からオンラインに変わり、パソコンの前で待機する必要がありますよね?
社員:従来のアバター接客では、そうなのかもしれませんね。
しかし、ウチのはAIが搭載されたアバター接客になります。
私:何が違うんでしょう?
社員:例えば、よく聞かれる質問や必要な手続き等の質問がありますよね。
私:はい、よくあります。新人のときにマニュアルを覚えるのが大変でした。
社員:そうですよね。人でなくても良い案内に沿って作成する書類の質問も全て窓口や近くにいる職員へ集中してしまう。
本来やるべき業務をする必要のある職員が業務に集中できるよう、AIが答えてくれる。
人でないと対応できないことはアバターを使って対応をしています。
私:なるほど。
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アバター接客については、分かりました。
次に、導入した企業がどうなったのか聞いてみました。
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私:実際に導入された企業は、どうなりましたか?
社員:以前より働きやすくなったと頂いています。
私:働きやすい...ですか?
社員:そうです。在宅勤務が出来るので、子育てに専念できたり、営業時間ギリギリにきたお客様に対応する必要がないため、残業をする必要がありません。
私:それができるならいいですね。
社員:他にも人手不足やコスト削減の観点からも金融業界以外でも注目されている、新たな働き方です。
私:なるほど。
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想像している以上に効果があると感じた私は、社員の働き方や仕事のしやすい環境を提供できると思い、導入を決めました。
上司へアバター接客を見せたときは、理解を得るまでが大変でした。
「馴染みのないアバターによる接客で利用者が困惑するのではないか?」という不安もありました。
しかし、導入後も無制限でサポートしてくれるため、安心して導入出来るサービスだと実感しました。
まだまだ完全無人化するには道のりは長いですが、これからもティファナさんに相談しながら実現するために取り組んでいきます。
早速、「完全無人化」を上司に納得してもらうため資料の作成を行います。
澁谷さくら(AIさくらさん)
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