




本記事では、2025年現在の最新機能である「Notion Q&A」の活用法から、Slack/Teamsと連携させた高度な自動応答システムの構築手順まで、IT人材不足の企業でも実装できる「次世代ヘルプデスク」の作り方を徹底解説します。
これまでの社内FAQボットが失敗してきた最大の理由は、「メンテナンスの二度手間」にあります。業務マニュアルを更新し、さらにチャットボットの回答データ(シナリオ)も修正する。この運用コストに耐えられず、多くのボットが「古い情報を答える役立たず」になっていきました。
Notion AIは、Notion内に蓄積されたドキュメント、Wiki、議事録を直接読み込み、回答を生成します。つまり、「普段通りマニュアルを更新するだけ」で、AIの脳みそも同時にアップデートされるのです。
「Notion AI × チャットボット」を実現するには、大きく2つの技術的アプローチがあります。
Notionの画面右下にある「Q&A」ボタン(キラキラアイコン)を使う方法です。
「Slackで質問したら、Notionの情報を元にボットが即レスする」形式です。
結論: まずは**「パターンA(Notion Q&A)」から始め、定着してきたら「パターンB」**へ拡張するのが成功の定石です。
ここでは、最も手軽で効果が高い「Notion Q&A」を活用したヘルプデスク構築の手順を解説します。
AIの回答精度は、データの質(鮮度)に依存します。古い規定書や、重複したマニュアルはAIを混乱させます(ハルシネーションの原因)。
ページを「Wiki」として設定(データベース化)します。これにより、AIが「これは信頼できる情報源(オーナーによる検証済み)」であると認識しやすくなり、回答の優先度が上がります。
実際にAIに質問を投げかけます。
Slack等と連携させたい場合、ノーコードツール「Make」を使えば、以下のようなフローが組めます。
社員に「人に聞く前に、まずNotion右下のキラキラ(AI)に聞いてみて」と徹底させます。「AIに聞けば3秒、人に聞けば3時間(返信待ち)」という標語を掲げ、意識改革を行いましょう。
「80%削減」の根拠となる試算ロジックを紹介します。
【従業員300名の企業の場合】
AI導入により、以下の「Tier 1(定型質問)」が自動化されます。
これらは全問い合わせの約7〜8割を占めます。AIがこれらを即答することで、75時間 → 15時間(残り2割の複雑な相談のみ)へと圧縮が可能になります。空いた60時間は、総務や情シスが本来やるべき「環境改善」や「企画」に使えます。
Q1. Notion AIの料金は?
A. Notionのプラン料金に加え、1メンバーあたり月額10ドル(または年払いなど)の追加オプション費用がかかります。チャットボットツールを単独で契約するより安価に済むケースが大半です。
Q2. 誤った回答をした場合、どう修正すればいいですか?
A. AI自体を「教育」することはできません。参照元となっているNotionページの記載内容が曖昧でないか、古くないかを確認し、ドキュメント側を修正・更新してください。
Q3. 社員全員にNotionアカウントが必要ですか?
A. Notion Q&A機能を使うには、原則として質問する側もNotionアカウント(閲覧権限以上)が必要です。Slack連携などで外部から叩く場合は、連携ツールの仕様に依存します。
Notion AI × チャットボットの導入は、単なるツール導入ではありません。「情報は人に聞いて解決する」という古い文化から、「情報は自己解決し、人の時間は価値ある対話に使う」という組織文化への変革です。
まずは、最も問い合わせの多い「総務」や「情シス」のドキュメントをNotionに集約することから始めてみませんか?
執筆:株式会社ティファナ・ドットコム 社内DX推進チーム(自治体・企業へのAI導入支援実績多数)
監修:AIさくらさん開発チーム/AIチャットボット導入企業数300社超
提供ツール:社内問い合わせさくらさん(https://www.tifana.ai/products/aichatbot)
チャットボット運用に一切手間をかけず成果を出したい企業専用
AIさくらさん(澁谷さくら)
ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。