無人受付システムには、基本的には以下の2つのタイプがあります。
一つ目は、タッチパネル式の無人受付システムです。このタイプは、お客様がタッチパネル画面で必要事項を入力することで、受付を完了します。主に来客者情報や予約情報の登録が可能で、入力完了後にはQRコードや番号札が発行され、それを提示することで受付完了となります。
二つ目は、自動受付機式の無人受付システムです。このタイプは、来客者が自動受付機に向かい、そこに設置されたカメラでQRコードや番号札を読み取ることで、受付を完了します。この場合、来客者が情報を入力する必要はありません。
これらのタイプは、お客様が自分で情報を入力するか、事前に入力された情報を読み取るかという点で異なりますが、どちらも無人受付システムの基本的なタイプとなります。
無人受付システムには、スタンドアロンタイプとクラウドタイプの2つのタイプがあります。スタンドアロンタイプは、オンプレミス型とも呼ばれ、専用のサーバーを持っており、データをサーバー内に保存します。このタイプの無人受付システムは、ネットワークに接続されていない場所で使用されることが多く、安全性が高いという特徴があります。また、インターネットに接続されていなくても動作するため、インターネット環境が整っていない場所でも使用できます。ただし、システムの更新やメンテナンスは専用のサーバーで行う必要があり、コストがかかることが欠点です。また、データのバックアップなども自分で行う必要があります。
タブレットタイプの無人受付システムは、タブレット端末を利用して受付業務を自動化するシステムです。スタンドアロンタイプと比較して、よりスマートな外観を持ち、場所を取らずに設置することができます。
また、利用者が直接タッチパネル操作できるため、直感的な操作が可能であり、操作性に優れています。
さらに、タブレットにはカメラを搭載することもできるようで、顔認証機能などで、より高度なセキュリティを実現することができます。また、タブレットのディスプレイには、自由にカスタマイズできる案内画面を表示することができるため、利用者にとって分かりやすく、使い勝手が良いというメリットがあります。ただし、タブレット自体が比較的小型であるため、画面が小さい場合があるため、長時間の操作には向いていないというデメリットがあります。また、専用の設置スタンドや充電器など、別途の周辺機器が必要な場合があるため、コストがかかる場合があります。
モバイルタイプの無人受付システムは、その名の通り、移動可能なタイプのシステムです。主にイベント会場や展示会などの場所で使用されることが多いです。モバイルタイプの無人受付システムは、スタンドアロンタイプやタブレットタイプとは異なり、専用のキオスクやカートなどに設置されています。また、専用のバッテリーを搭載しているため、電源の確保ができない場所でも使用することができます。
モバイルタイプの無人受付システムには、設置場所に合わせてカスタマイズが可能な点が特徴です。例えば、展示会場で使用する場合には、システムに展示物の詳細情報や案内マップなどをプログラムすることで、来場者の案内をスムーズに行うことができます。また、イベント会場で使用する場合には、入場チケットの読み取りや入場者情報の管理などを行うことができます。
モバイルタイプの無人受付システムは、展示会場やイベント会場などでの使用に適していますが、設置場所に合わせたカスタマイズが必要なため、スタンドアロンタイプやタブレットタイプに比べてコストがかかる傾向があります。ただし、移動が可能なため、イベントや展示会場などの期間限定の場所での利用には非常に便利なシステムです。
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