「主任、ちょっとさ、工場の受付業務、DX化できないか調べてくれない?」
12年間、自動車工場で組立作業一筋だった自分に、まさかこんな話が来るとは思ってもいませんでした。
DX?受付?そもそもそれってパソコンが得意な人の仕事じゃないのか?
上司も明確なビジョンがあるわけではなく、「他の工場ではもっと効率化してるらしい」程度の話。
とにかく“何かいい案を持ってきてくれ”という雰囲気だけがプレッシャーとしてのしかかりました。
正直、不安しかありませんでした。
自分の強みは、現場のことを熟知していること。
でも「DX」とか「受付業務の自動化」なんて、完全に畑違い。
頭の中にあるのは、油と工具、作業手順のことばかり。
検索しようにも、何の言葉で調べればいいのかすら分からず、最初の1時間はパソコンの前で固まっていました。
それでもやらなきゃ進まない。
「受付システム 工場 導入事例」とGoogleに打ち込んでみたら、いくつか事例紹介のページが出てきました。
その中で目に止まったのが「受付さくらさん」というシステム。
名前だけ聞くと、キャラクター物か?と半信半疑でしたが、よく見るとタブレットを使って訪問者の受付対応を自動化できるサービスでした。
動画も見てみました。来客がタブレットで受付すると、担当者に通知が行き、案内も自動で対応。
無人でも受付が成り立つ仕組みが、すでに地方の製造業でも導入されているとのこと。
「これなら、うちの規模でも使えるかもしれない」
そう思えたとき、少しだけ視界が開けた気がしました。
次の日、出勤前に簡単な資料をA4にまとめました。
現状の受付業務の流れを図にして説明(受付の呼び出し対応、紙での記録、担当者が現場から出てくるまでのロスなど)
見つけた「受付さくらさん」の導入事例を1つ紹介
→ 茨城県にある従業員40名ほどの樹脂加工工場での例。
受付にタブレットを設置し、来訪者が用件と訪問先部署を入力すると、社内チャットと内線に自動通知が飛ぶ仕組み。
それまで事務員1名が兼任していた受付業務の負担が激減し、記録もデジタル保存で対応ミスも減ったとのこと。
上司には、「この事例のように、最初は紙の受付簿をタブレットに置き換えるだけでも効果があるようです」と伝えました。
さらに、「今すぐの導入は難しくても、まずは無料相談だけでも問い合わせてみてもいいですか?」と具体的に提案。
すると上司は「そこまで調べたなら、ぜひやってみて」と意外なほど前向きに言ってくれました。
次の日、出勤前に簡単な資料をA4にまとめました。
現状の受付業務の流れを図にして説明(受付の呼び出し対応、紙での記録、担当者が現場から出てくるまでのロスなど)
見つけた「受付さくらさん」の導入事例を1つ紹介
→ 茨城県にある従業員40名ほどの樹脂加工工場での例。
受付にタブレットを設置し、来訪者が用件と訪問先部署を入力すると、社内チャットと内線に自動通知が飛ぶ仕組み。
それまで事務員1名が兼任していた受付業務の負担が激減し、記録もデジタル保存で対応ミスも減ったとのこと。
上司には、「この事例のように、最初は紙の受付簿をタブレットに置き換えるだけでも効果があるようです」と伝えました。
さらに、「今すぐの導入は難しくても、まずは無料相談だけでも問い合わせてみてもいいですか?」と具体的に提案。
すると上司は「そこまで調べたなら、ぜひやってみて」と意外なほど前向きに言ってくれました。
最初は完全に手探りでした。
でも調べるうちに分かってきたのは、**“DXはITのためのものじゃなく、現場の働き方を良くするためのもの”**ということ。
「受付さくらさん」も、その一例。
これまで事務員や社員が手間をかけていた受付業務を、自動化・見える化するだけで、作業効率がグッと上がる。
無理して何かを変えるんじゃなく、「すでにある課題に、現場目線で答える」ことがDXなんだと思えました。
現場でしか働いたことがなかった僕が、DXという未知のテーマに取り組んだことで、自分の視野が大きく広がりました。
そして何より、「やってみれば、意外と自分にもできる」という実感を得られたのが、何よりの収穫です。
もしあなたも同じように戸惑っているなら、まずは検索キーワードひとつから始めてみてください。
「受付さくらさん」のような実例が、次の一歩をきっと教えてくれます。
AIさくらさん(澁谷さくら)
ChatGPTや生成AIなど最新AI技術で、DX推進チームを柔軟にサポート。5分野のAI関連特許、品質保証・クラウドセキュリティISOなどで高品質を約束します。御社の業務内容に合わせて短期間で独自カスタマイズ・個別チューニングしたサービスを納品。登録・チューニングは完全自動対応で、運用時のメンテナンスにも手間が一切かかりません。