大学卒業後、IT企業への就職を目指してAI面接を受けました。AI面接当日、若い女性と中年男性の2人の面接官に対して、自分のスキルや志望動機を熱心に語り、自己PRを行いました。
女性の面接官からは「あなたの志望動機は会社の成長に関する観点ばかりで、自分自身の成長に関することは言及されていない」という指摘を受けましたが、男性の面接官からは「コミュニケーション能力やビジネスにかける意気込みが良い」との評価をもらいました。
同じ回答に対して2人の面接官から異なる評価を受けたことに戸惑いましたが、結果的にAI面接により入社できたのは、男性の面接官の評価が優先されたのだと思っています。AI面接は経験や好みに関係なく客観的に評価してくれるため、評価にばらつきがあるのは少なく、公正な評価が期待できると感じました。
入社後、私が配属されたのは人事部でした。入社から10年が経った今、AI面接を導入して、面接の評価にばらつきがないよう、最近新卒採用の面接官になった若手社員を育成することに決めました。しかし、自分自身も忙しく、すべての面接に同席することができなかったことが続いたある日、AI面接で不手際があったという報告が届きました。候補者の回答に上手く対応できず不信感を与えてしまったというのです。
自分が同席できなかったことが原因であると感じ、今後はできるだけ時間を確保してAI面接に同席するように努めましたが、どうしても限度があります。
AI面接を導入することで、面接の評価を支援してくれる仕組みやツールを探し始めたのはその頃の事でした。
良いツールが見つからず取引先に相談したところ、AI面接支援サービス「面接サポートさくらさん」を紹介してもらいました。
面接サポートさくらさんは、自然言語処理や顔認識技術などのAI技術を活用した面接支援システムで、候補者の回答内容や表情、声のトーンなどを分析して、採用基準に基づいた評価を行うことができます。
面接サポートさくらさんを導入後、一次面接はAIが自動で行い、面接官は一定基準を満たした候補者に対し面接を行えばよくなったことで、私は多くの面接に同席することができ、経験の浅い面接官を早期に育成することができるようになりました。
AIのサポートで主観に左右されることなく採用基準が平準化され、候補者の公正な評価が可能になったため、自信を持って採用を進めることができるようになりました。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。