インターネットを経由して、様々なことが手元のスマホからできるようになっても、電話機能が無くならないのは何故だと思いますか。
それは、「電話の方が早くて楽」という考えが消えないからです。
特に、私達のような飲食店への予約など、今すぐ知りたい!というものについては、皆さんも電話をして、確認をすることでしょう。
しかし、予約確認の電話をいつまで経っても取ることが出来ず、お客様が諦めてしまった、なんていう経験も持ち合わせていると思います。
お店側からすると、将来の大切なお客様なのに、人手不足のせいでたった一回の電話が取れず、お客様が離れていってしまうのは、大変な機会損失です。
私達も、そう感じていました。
かといって、電話対応のためだけに、人手を増やすことは難しかったのです。
一人増やしたとしても、一人で対応できる範囲には限界がありますし、無限に増やし続けるということも出来ません。
一体どうすればそんな現状が解決できるのか。
解決するための方法が、たったひとつだけありました。
電話自動応答とは、AIがかかってきた電話に対して会話をしながら、すべて自動で対応を進めてくれるものなんです。
AIに、そんな複雑な電話番が務まるのか。
そう考えていた時期が私にもありました。
けれど、よくよく考えてみれば、SiriやGoogleなんかも簡単な会話にはきちんと答えてくれるAIです。
少しくらい複雑な内容にしても会話できるAIがいてもおかしくはありません。
AIが正しく会話できるかどうかよりも、電話に出られないことで起こる機会損失の方が今は重大な問題と考えて、電話自動応答を導入してみることを決意したのです。
電話自動応答の導入をして真っ先に良かったと思ったところは、電話が鳴る音を気にしなくても良くなったことです。
今までは電話が鳴るたびに、目の前のお客さんを優先しなければならないという状況と、誰も電話に出ることが出来ない焦りで苦しんでいましたが、電話が鳴ってもさくらさん(注:電話自動応答に使用されているAIのこと)がすぐ代わりに対応してくれるので、電話を気にしなくても良くなりました。
スタッフの精神衛生的にも良い、というのは副産物的な効果かもしれませんが、とても良かったと思うのです。
あとは、予約スケジュールも自動で調整してくれるようになったので楽ですね。
手動でやっていたときは、確認ミスや登録忘れなんかでダブルブッキングしてしまうことがあって、お客様にご迷惑をかけてしまうことがたまにあったのですが、さくらさんがミスなくやってくれるおかげで、そんなことは0になりました。
お客様に余計な迷惑をかけなくなって済んだことも、嬉しいポイントですね。
一番心配していた、人との会話の部分は、全く問題なかったです。
さくらさんは人が話す言葉を理解してくれるので、会話が繋がるんですよ。
どうしても人の助けが必要な複雑な予約問い合わせもあるのですが、そこについてはちゃんと考えてから電話を回してくれるので、必要以上に電話に出ることはないですね。
今ではさくらさんがいてくれないと、仕事が回らないほどです。
AIが電話に出る、というのは未知数で不安な人も多いと思います。けれど、私達にとっては強い支えになってくれました。
さくらさんが裏方を頑張ってくれるおかげで、自分の仕事に集中できるようになったので、もっとお客さんに喜んでもらえるサービスを提供できるように頑張りたいですね。
澁谷さくら(AIさくらさん)
登録・チューニング作業をお客様が一切することなく利用できる超高性能AI。
運用やメンテナンス作業は完全自動化。問い合わせ回数や時間を問わない無制限サポート、クライアントの業務に合わせた独自カスタマイズで、DX推進を目指す多くの企業が採用。