この大手自動車部品メーカーでは、仕事を進めるために、日本国内だけでなく、様々な国の取引先とやり取りをする必要がありました。もちろん、英語ができる社員はいますが、部品について専門的で詳細な話を英語でできる社員となると、数が限られてきてしまいます。
たまたま対応できる社員がおらず、電話での対応がうまくできなかったという事例が散見されたため、それを解消できるシステムを探していました。

大手自動車部品メーカーでは、毎日多くの電話がかかってくるなかで、2つの課題を抱えていました。

【外国語対応できる社員が限られている】
グローバルな自動車産業において、海外の取引先から電話がかかってくることは少なくありません。そのため、外国語での電話に対応できる社員が少なく、一部の社員に負担がかかっていることが問題でした。

【専門的な質問に回答できない】
部品の設計・開発から製造・納品までの一連の業務を担当しているメーカーにおいて、電話での質問内容は多岐にわたります。そのため、電話窓口の社員だけでは回答できないケースが多くありました。

上記2つの課題を解決するため、AI電話対応さくらさんを導入することを決めました。

AI電話対応さくらさんを導入したことで、以下のように課題を解決することができました。

【外国語対応に困らなくなった】
AI電話対応さくらさんは、日本語の他に、英語・中国語・韓国語での対応ができるため、外国語が話せる社員の業務負担が圧倒的に改善されました。

さくらさんが覚えた内容は自動で他の言語に翻訳してくれるため、翻訳の手間もありません。

【専門的な問題に回答できるようになった】
事前に学習させたデータをもとに、質問に応じた適切な回答ができるため、電話口の担当者だけでは回答できない質問についても迅速な対応ができるようになりました。

【お客様を待たせることなく取り次ぎができるようになった】
AIだけでは回答できない問題については、会話の内容からAIが取り次ぎ先を自動で判断し、自動で繋げてくれるため、お客様を待たせることがなくなりました。技術者でしか回答できないような問い合わせを受けたとAIが判断した場合には、技術部門につなげてくれます。