新卒や中途など多くの採用を担当する中で、私は大きな問題に直面していました。
それは、「採用まで至った人が短期間で辞めてしまうこと」。
説明会から書類選考、1次面接、2次面接、最終面接など、採用にあたって一人ひとりに膨大な時間がかかってます。
それなのに、1年以内に辞めてしまう人が3割いて、上の人からのプレッシャーも日に日に増している気がします。
採用フローの見直しや、採用サイトに掲載している情報の修正なども進めてみたけれど、なかなか結果に結びつかない。
手詰まり感を感じた時、私が最後の砦として縋ったのが、AIでの採用管理でした。
はじめはAIで採用管理をするのにも人の手がかかって、結局残業が増えるだけと思っていました。
でも、すぐに杞憂だったと気付きました。
導入してみて1番変わったのは、書類選考から1次面接までの流れでした。AI面接を導入したことによって、人が1次面接をすることが無くなったのです。
エントリーした人が都合の良いタイミングで1次面接を行い、その情報が分析した状態で採用担当まで届くので、私たち側では内容を確認して合否の判断を行うのみ。
今まで1次面接に向けて準備していた時間や、履歴書を見る時間も減ったので、逆に残業時間が削減できました。
思いがけないおまけがついてきて、ラッキーな気持ちです。
ここまでだと、ただ採用フローに関することが楽になっただけに感じるでしょう。
なのに、気付けば早くに辞めてしまう人が減ったのです。
何故なのでしょうか?
振り返ってみると、AIが1次面接の内容を分析することで、より自社に合う人材を見つけられていたのだと気付きました。
もちろん、対人だからこその良さもあります。
ですが毎週・毎月、たくさんの人と面接を行う中、採用担当も私以外にもたくさんいる中で、同じレベル感で面接を行うことは難しいです。
AIだからこそ、いつでも同じ面接を行うことができるので、同じ基準で公平に求職者を見ることができるようになりました。
また、オリジナルの設問が用意できるので、自社の文化や雰囲気に馴染める求職者を選ぶこともできます。
馴染めるか不安な時には、2次面接で質問を変えてみるなど、一人ひとりに合った面接ができるようになっていました。
問題を解決する為、最後の砦として縋りついたAIでの採用管理でしたが、AIも一人の採用担当として頼りになる存在になっていました。
採用業務は、求職者がいる限り続きます。
いつでも公平に、そして一人ひとりを見て面接や採用ができるように、AIとともに取り組んでいきたいと思います。
澁谷さくら(AIさくらさん)
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