


関市観光協会の総合案内所では、来訪者の多様なニーズや人員不足に対応するため、8月5日 よりAIさくらさんが導入され、本格的な運用がスタートしました。 「関市ならではの魅力発信」と「案内体制の拡充」をどのように両立し、今後の観光施策に活かしていくのか。導入の経緯やこだわりのポイント、そして今後の展望について担当者の方に伺いました。
地域の観光戦略と、実機での好感触が導入の決め手になりました。
関市では「観光振興戦略」に基づき、以前からAIアバターを活用した旅行案内の導入を検討していました。 いくつかのサービスを比較検討する中で、さくらさんが実際に稼働している他地域の事例や実機での案内を目にし、「これなら現場でしっかりと役立ってくれる」と確信を持てたことが大きかったですね。
関市ならではの歴史を受け継ぐ「刀匠(とうしょう)」の衣装を着用させています 。
着用にあたっては何度も修正を重ねていただいたのですが、日本刀の「はばき」の位置や細かな意匠に至るまで、関市の職人のこだわりと正確さを丁寧に反映してくださいました。
また、関市のマスコットキャラクター「はもみん」と「うかる君」の2体も肩に配置していただきました 。アバターにキャラクターを2体も乗せる珍しい要望にも柔軟に対応していただき、刀匠の威厳とキャッチーな愛らしさが同居した特別なデザインに仕上げていただいたと感じています 。
見た目だけでなく、せきてらすの総合案内所で非常によく聞かれる「包丁研ぎの受付」や「刃物が買える場所」といった関市特有の深い問い合わせにも的確に応えられるよう、案内構成まで深く寄り添って作り込んでいただきました 。
人員不足を補う「総合案内」の強化と、詳細なデータ分析に大きな可能性を感じています。
今回の導入は、これまで人員不足で十分に手が回っていなかった総合案内所での対応力を補強することが目的です。特に、英語をはじめとする多言語での一次対応をAIさくらさんが担ってくれることで、案内所全体の対応力が格段に高まると期待しています。
また、利用状況や観光客の属性といったマーケティングデータが取得できる点も非常に魅力的です。これまで感覚的にしか把握できなかった観光客の動きやニーズを詳細に分析し、今後の効果的な観光施策へと活かしていきたいと考えています。