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最終更新日:
2022-09-08
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公開日:
2022-09-06

日本が描く未来「Society 5.0」の読み方は?概要から具体例までわかりやすく解説

「Society 5.0」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「Society 5.0」は政府が提唱している、目指すべき未来の社会のことです。今後、私たちの身の回りは、「Society 5.0」実現に向けて変化していくことが予想されます。

「そもそもSociety 5.0って何?」「何って読むの?」

「今後社会はどう変化するの?」「身の回りでどんな変化が起きるの?」

そんな疑問を抱いている方もいるでしょう。


この記事では、「Society 5.0」とは何なのか具体例も交えて解説します。

目次
日本が描く未来「Society 5.0」の読み方は?概要から具体例までわかりやすく解説

「Society 5.0」とは何か

「Society 5.0(ソサエティ5.0)」は、2016年1月に政府が提唱した言葉で、読み方は「ソサエティ ゴーテンゼロ」です。

「Society(ソサエティ)」すなわち社会の、目指すべき未来の姿を指しています。内閣府では以下のように定義しています。

「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」(内閣府「科学技術政策」)

つまり、これまで以上にテクノロジーを活用し、オンライン空間と現実世界がつながり、さまざまな社会的課題解決が実現する、人々が暮らしやすい社会のことです。

これまでの情報社会との違い

これまでも、日本のテクノロジーは発展し情報化は進んできました。

なぜ、政府はあらためて「Society 5.0」を提唱したのでしょうか。これまでの社会との違いは何なのでしょうか。

これまでの情報社会「Society 4.0」

私たちが辿ってきた社会は大きく4つに分けることができます。

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、そして現在の情報社会(Society 4.0)です。

情報社会(Society 4.0)に生きる私達の、典型的な行動パターンは次の通りです。仕事やプライベートで欲しい情報が出てきた場合、デバイスをインターネットに接続する、欲しい情報に合ったサイトやSNSにアクセスする、たくさんある情報から適切なものをピックアップし、分析する、このような流れです。

オンラインの空間(サイバー空間)にある情報は、現実の空間(フィジカル空間)と常につながっているわけではないので、自らインターネットに接続して、都度入手しにいく必要があるのです。

一方、「Society 5.0」では、膨大な情報がビッグデータとしてサイバー空間に統括的に集積されます。さらに、集積されたデータを人工知能(AI)が解析、結果をフィジカル空間の人々に様々な形でフィードバックします。

つまり、情報社会(Society 4.0)で都度人間が行っていた作業は省かれて、より効果的に情報が扱われるのです。個人が情報にアプローチし、解析することで価値が生まれたこれまでの情報社会に対し、「Society 5.0」では、新たな価値が産業や社会にもたらされることになります。

「Society 5.0」提唱の背景

現代社会では、経済発展が進み、利便性が高まっている一方、高齢化の進行、経済のグローバル化による国際的な競争も激化、資源・温暖化問題、地域間・個人間の不平等といった課題も生じています。SDGs、持続可能な開発目標も重要視されるようになりました。

こういった課題が解決できる先端技術を積極的に社会に投入するために「Society 5.0」は提唱されました。「Society 5.0」は、技術・経済の発展と社会的課題の解決を両立の実現を目指すものなのです。

「Society 5.0」は具体的に何を解決する?

「Society 5.0」は具体的にどういった課題を解決するのでしょうか。「Society 5.0」の実現によってできることは様々あります。その例をいくつかご紹介します。

高齢化社会における医療・介護の課題

ますます高齢化が見込まれる日本、医療や介護の人手不足も深刻です。

「Society 5.0」では、個人のデータ、医療現場の情報、医療・感染情報、環境情報といった様々な情報をAIで解析することが可能になります。解析したデータをもとに、「医療・介護現場でロボットが支援をつとめ、負担を軽減する」「ロボットが生活支援・話し相手をつとめる」「自動健康診断で健康促進や病気の早期発見」などが可能になります。

エネルギーの課題

エネルギーの不足、安定供給、地球温暖化など、エネルギーに関する問題も数多くあります。

「Society 5.0」では、気象情報、発電所の稼働状況、EVの充放電、各家庭での使用状況といった様々な情報をAIで解析することで、「的確な需要予測と供給」「水素製造や電気自動車(EV)等を活用したエネルギーの地産地消、地域間の融通」「供給予測による家庭ごとの省エネ」が実現されます。

産業における課題

産業における人手不足や競争力の強化も今後の課題です。

「Society 5.0」では、顧客や消費者の需要、各サプライヤーの在庫情報、配送情報などをAIで解析することにより、「他分野や系列のサプライヤーを連携させ、ニーズに対応したフレキシブルな生産計画・在庫管理」「AIやロボット活用、工場間連携による生産の効率化、省人化、熟練技術の継承、多品種少量生産」「異業種協調配送やトラックの隊列走行などによる物流の効率化」「顧客や消費者がニーズに合った安価な品物を納期遅れなく入手」といったことを実現します。

その他 身の回りの課題

「Society 5.0」が解決する課題は、上記であげた例以外にもたくさんあります。食品問題や防災問題、交通、教育など、私たちの身の回りの様々なものに対応することができます。

まとめ

新しい社会のあり方、「Society 5.0」の実現によって、環境の変化に対応した暮らしやすい生活が実現されるでしょう。そのためには、行政のみならず、自治体、企業、教育機関の連携も欠かせません。今後、身の回りでどのように取り組みが進むのか注目してみてください。

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渋谷さくら(AIさくらさん)

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