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阪急電鉄(社内問い合わせ)
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2025/06/26
AIエージェントが社内ナレッジを丸ごと学習し「聞く・探す・迷う」をゼロに
【導入目的】
阪急電鉄では、就業規則や各種申請手続きに関する社内からの問い合わせが特定の社員に集中していたことや、社内規程を確認すれば解決できる内容への対応に人手と時間がかかるという課題を抱えていました。これらの課題を解決し、社員の業務負担軽減と迅速かつ正確な情報提供を実現するために、「社内問い合わせさくらさん」が試験導入されました。
【利用用途】社内問い合わせ対応(就業規則・申請手続き等)
【業種・業態】鉄道
【デバイスデジタル】PC、タブレット、スマートフォン
生成AIで社内業務のDXを推進、試験導入から本格運用へ
2024年11月から2025年4月にかけて阪急宝塚駅で実施された「アバター接客さくらさん」の実証実験で得られた知見を活かし、阪急電鉄では社内業務の効率化を目的として「社内問い合わせさくらさん」を試験導入しました。試験期間中は、年次有給休暇や各種手当、育児休職などの問い合わせにAIが対応し、社員がテキストで自由に質問することで即時に回答を得られる環境を整備しました。
今後、試験結果が良好であれば現場業務での問い合わせ対応にも活用範囲を拡大していく予定であり、阪急電鉄では引き続きDXの推進と社員の働きやすい環境整備を目指していきます。
