人材不足による警備員の不足や、地震や火災などの予期せぬ災害が起こる可能性は年々高まっています。
特に商業施設では、お客様、従業員の安心・安全のため防犯・災害対策を行うことが必要不可欠となっています。
東日本大震災が起こった際の避難誘導では、最後まで避難の呼びかけを社内でしていた方が逃げ遅れてしまったり、日本語でしか呼びかけができなかったために、外国籍の方の避難が遅れてしまった、という問題も発生しています。
AIさくらさんを使えば、インバウンド対策、避難誘導、警備などの防犯・災害対策が低コストで実現できるだけではなく、ヘルプデスクとして日々の業務サポートも可能です。
今回、AIさくらさんのサービスを運用することで、どのような業務やサポートが行えるのかをご紹介します。
1)AIさくらさんを利用してスムーズに避難誘導をサポート
地震や火災など、事故や災害はいつ、どこで発生するか分かりません。
大切なのは、災害が起きようとしているその時に避難誘導がしっかり行えているかどうかです。
AIさくらさんとIoTセンサーを連携させ、煙を感知したり、異臭がした際にアラートを上げてお知らせしたり、もしくはAIさくらさんが直接避難誘導を促すことができます。
避難指示をAIさくらさんが行うことで逃げ遅れを防ぐだけでなく、人員を割く必要もないため、業務の効率化にも一役買うことが可能です。
また、AIさくらさんは多言語に対応しているため、英語、中国語、韓国語での業務が可能です。
日本で暮らしを営む外国籍の方には、まだまだ母国語しか理解できないという人も多いです。
そういったハンディがある方へのサポートも必要不可欠です。
2)警備ロボットの見回りで、警備員の配置が不要に
2017年現在の訪日外国人観光客数は、日本史上最大の人数を記録しています。
そして、2020年に向けて更に増加する見込みであり、警備対策は急務となっています。
昨今、警備員の人員不足も深刻化してきていることから、常に警備員を立たせておくようなマンパワーの業務は通用しなくなってきています。
AIさくらさんはロボットとの親和性も非常に高く、既にセブンアンドアイグループのプライムツリー赤池で導入している、インフォメーションカウンターのロボットとの連携に成功し、運用しているという事例もあります。
今後はショッピングモールや駅構内など、警備が必要な場所に応じて、AIさくらさんと連携した自走式ロボットを走らせることで、不審な動きをしている人をセンシング機能で発見したり、迷子の子供がいれば、アラートを上げて知らせることができます。
3)AIさくらさんで行えるテロ対策
世界中で次々と無差別テロが起こっていますが、日本は関係ない、と思っている方はいませんか?
今後、世界中から日本に観光目的で訪問したり、移民として日本に居住する方もさらに増える中で、テロを狙う人間が紛れて入国する可能性もあります。
つまり、日本とテロは決して遠い話ではありません。自衛のためのシステムやサポートの運用が必要なのです。
AIさくらさんは、画像や音声認識、心拍、温感センサーと連携することで不審者の行動パターンや人の動きの異変等の動きをキャッチすることが可能です。
AIさくらさんを利用することで、これまで防犯カメラや人の目だけではわからなかった挙動についても分析し、警戒することができるようになります。
いかがでしたでしょうか?働き手が足りない中で、貴重な人手を警備や災害対策業務に割くより、人間でなくてもできるサービスやサポートは自動化し、効率を上げ、暮らしやすい環境に変えていくことがAIさくらさんで実現できることです。
Web制作のティファナ・ドットコムでは、AI接客システム「AIさくらさん」の設置・導入サポートを行っております。
「AIさくらさん」のサービスの詳細については下記からご確認いただけます。
▼AI接客システム「AIさくらさん」
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澁谷さくら(AIさくらさん)
ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
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