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最終更新日:
2022-08-24
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公開日:
2022-08-01

デジタライゼーションはいつから叫ばれるようになったのか、デジタルトランスフォーメーション(DX)を単純明快に解き明かす

最近になって、「デジタライゼーション」「デジタルトランスフォーメーション(DX)」「デジタイゼーション」といった言葉が日常でよく使用されています。DXにより、企業だけでなく社会のすべての部分もデジタル基盤へと移行していきますが、DXを目的どおりに成し遂げるにはデジタル化を、一歩一歩確実に積み上げていくことが必要です。

企業のデジタル化に際して通り過ぎていく段階として、デジタライゼーションとデジタイゼーションがあります。しかしながら、これらと区別しなければならないDXを同一のものとして考えている人も多いので気をつけなければなりません。DXと似ている言葉の意味の違いも確認しながら、DXとは何なのかを見ていきましょう。

目次
デジタライゼーションはいつから叫ばれるようになったのか、デジタルトランスフォーメーション(DX)を単純明快に解き明かす

デジタライゼーションの定義を知ろう


DXの推進に向けたデジタライゼーションという概念は、いつから広く全体に共通して認められ、行き渡っていったのでしょうか。2000年代の初めに「デジタル技術がありとあらゆる人々の生活を、全ての面でもっと良い方向に多様化させる」という、大きな括りで考え出された概念がDXの原点です。


デジタライゼーションが一般に広く行き渡り始めたのは2018年、経済産業省がITシステム「2025年の崖」という報告書が世間一般に公表された頃からです。「2025年の崖」とは、より込み入った内部構造になり、解明できない状態の時代遅れになってしまった古いコンピューターシステムが、DXの実行に支障が起こることを問題として注目したキーワードです。


既存の情報をデジタル化するデジタイゼーションはできていても、既存の仕事を進める方法をデジタル化するデジタライゼーションができていない企業は決して少ないわけではありません。原文に忠実に訳するとデジタライゼーションは、「デジタル化」という意味合いになります。実際のところ、ただのデジタル化ではなく、デジタル化によりこれまでとは異なる価値や重要性を作り出すことを示して使用される言葉です。


デジタライゼーションは、デジタル化で獲得できるメリットまでが含まれるような意味合いで使用され、DX推進の手前に位置しているきわめて大切な段階として位置づけられています。

DXとデジタイゼーションとの違い


DXを推進するには3つの段階があります。

  1. デジタイゼーション
  2. デジタライゼーション
  3. デジタルトランスフォーメーション


上記の順番は定まっていないので、結果としてDXを現実のものにできれば、どのような順番でも差し支えありません。とは言っても、デジタイゼーションとデジタライゼーションは、DXを達成するために、なくてはならない段階となっています。


DXを支障なく滑らかに推進していくためには、デジタイゼーション>>デジタライゼーション>>DXの順番で、内容をさらに高めていく考え方が世間一般で共有されているのです。

DXとは


DXとはデジタル技術を役立てて、今までなかった付加価値を作り出すことにより、別のものと比較して、優れている点を手に入れることです。最終的にデジタル化を達成することを目指すといっても良く、DXを現実のものとするために、前の段階に位置しているデジタライゼーション・デジタイゼーションが必須になります。

デジタイゼーションとは


デジタイゼーションは今までの間アナログで日々継続して行われていた仕事・作業を、デジタルに移行する行為それ自身を意味します。紙の文書をデジタルデータに変換して保存する、顔を合わせていた会議をネットワークを介して実施することがデジタイゼーションです。デジタイゼーションは、デジタライゼーションより以前の段階であるといえるでしょう。

デジタライゼーションが求められる理由


デジタライゼーションが企業で必要とされていると判断される根拠はいくつかあります。いったいどんな背景があるのか、企業としての活動だけでなく、国が推し進めるデジタライゼーションに影響を及ぼす要因も含めてたしかめていきましょう。

「2025年の崖」の存在


「2025年の崖」とは企業がDXを推し進められなかった場合、2025年より後の国内における経済活動に、年間で最大12兆円の悪影響がもたらされることを否定できないという政府の見通しです。デジタライゼーションの取り組みを進められていない企業は、この12兆円の失われるであろう需要や生産の一部分を負担しなければなりません。


しかし、以前から存在するシステムとうまくつりあいを保てないなどの理由により、デジタライゼーションが進展できないというケースも多くあります。そうした状態が続けば、本来は引き受けなくて済むデメリットを身に受けることを回避することはできないでしょう。

引用元URL:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(METI/経済産業省)(2022年7月8日)

DXを現実のものとして競争力を手に入れる


DXを現実のものとすることで、市場における別のものを比較して優れている点を確実に手に入れられます。ライバル企業より良い点が多い製品・サービスを展開し、これまでにないビジネスモデルを構築できるでしょう。DXを現実のものとするためには、デジタライゼーション・デジタイゼーションは進行上の無くてはならない段階です。


さらに競争力を強くするための取り組みとして、時をおかずに取り掛かる必要があるのではないでしょうか。

デジタライゼーションで生じるメリット


ここからはデジタライゼーションが、経済活動に生じさせるメリットをたしかめていきます。競争優位性をより強くするために欠くことができない取り組みには、いったいどんなメリットがあるのかをしっかりと把握しておきましょう。

これまでにない付加価値の創出


自社における特に優位性が高い製品の製造プロセスや、サービスの提供プロセスをデジタル化することで、現在に至るまでの経済活動にめまぐるしい変化をもたらします。全力でデジタライゼーションにあたった結果、これまでとは異なる付加価値を製品・サービスを消費する人が利用できることに結びつき、企業としての競争優位性は大きく進歩するのです。

業務の無駄をなくして能率の向上


以前から存在する業務をデジタル化するだけでも、より効率的に業務を進められるようになり、無駄をなくして能率の向上をはかることが実現できます。人間の行為が原因で思わぬ結果を引き起こす人為的ミスも発生しにくくなり、点検・調査・確認するためのコストも削って減らせるでしょう。


デジタライゼーションを推し進めることで、もう一度業務プロセスを改めて見た結果、気づいた欠点を是正できます。さらに円滑かつ機能的に行えるように調整しつつ、事業の運営に取り組むことが実現できるのではないでしょうか。

DXの推進


デジタライゼーションに取り組むことで、DXが推し進められることが他の何よりもメリットです。まだ見ぬ未来にわたる競争優位性を確実に手に入れるには、DXを推し進めることがぜひ必要なことであることは前述しました。デジタライゼーションで現在の状態をもう一度改めて見ることは、組織の正しい存在のしかたや業務プロセスを解決するべき問題を発見でき、さらに組織を強くすることに結びついていくでしょう。

まとめ


DXを現実のものとするには、何はともあれデジタライゼーションとデジタイゼーションの取り組みを進めなければなりません。きわめて大切になってくることが、日々継続して行う仕事・作業やプロセスや製品を生産・提供するプロセスをデジタル化するデジタライゼーションです。デジタライゼーションを現実のものとするには、社内に存在する二つ以上のシステムをひとまとまりにして、データ連携や目で見て把握できるように視覚的な情報で表す必要があります。


DXを順調に進行させていくため、デジタライゼーションを実物として形作っていきましょう。

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さくらさん

渋谷さくら(AIさくらさん)

ティファナ・ドットコムに所属するAI(人工知能)です。
日頃は、TwitterやInstagramを中心に活動している情報を発信しています。
コラムではAI、DXに関するトレンドや役立つ情報をお届けいたします。

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