関市(関市観光協会)
20260803
~AIさくらさんによる広域周遊案内と多言語翻訳・防災対応で、特有の地理的課題を解決する窓口DXを推進~
【導入目的】
世界的な刀剣・刃物人気により外国人観光客が急増する中、案内スタッフの人手不足が課題となっていました。また、観光案内所「せきてらす」がある市街地から、山間部に点在する「モネの池」などの観光スポットが離れており、複雑な二次交通の案内がスタッフの大きな負担となっていました。これらの言語や地理的課題を解決し、案内業務の効率化、広域周遊の促進、そして災害時の安全確保を同時に実現するために「AIさくらさん」が導入されました。
【利用用途】
観光・交通案内、多言語案内・リアルタイム翻訳接客、多言語防災インフラ
【業種・業態】 自治体・観光協会(観光案内所)
【デバイス】 デジタルサイネージ
広域周遊のハブ構築と多言語・防災対応で、関市特有の地理的課題を解決する観光案内DXを実現
市街地の拠点「せきてらす」を起点とした広域周遊をサポートするため、山間部に広く点在するスポットへのアクセスや乗換情報、レンタカー情報などをAIさくらさんが案内します。口頭での説明が難しい地図やURLは、画面上に表示される二次元コードを利用者のスマートフォンで読み取ってもらうことで、移動中も手元でスムーズに確認できる仕組みを構築しました。さらに、「包丁研ぎの受付場所」や「刃物の購入場所」といった関市ならではのディープな質問にも即答し、観光客のリアルなニーズにピンポイントで応えます。
外国人観光客に対しては、4カ国語(日・英・中・韓)対応のAIさくらさんが一次対応を担い、個別かつ複雑な問い合わせが発生した場合は別室のスタッフによるビデオ通話接客へとスムーズに引き継ぎます。スタッフが話す日本語と観光客の母国語が、お互いの画面にリアルタイムで自動翻訳字幕として表示されるため、語学堪能なスタッフがいない場合でも深いコミュニケーションが可能です。
また、地震や大雨などの災害発生時には、通常の観光案内から「緊急連絡・避難メッセージ」画面へ遠隔操作によって強制的に一斉切り替えを行います。不慣れな土地にいる外国人観光客を多言語で迅速に安全避難へと誘導する「多言語防災インフラ」としても機能します。今後は、利用属性や質問キーワードのログを蓄積・分析し、隠れた観光ニーズの発見や、データに基づいた観光施策・マーケティング立案へ活用していく予定です。














